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亜臨界水反応装置

の力で未来が変わる

シナネンファシリティーズは太陽光・風力をはじめとする再生可能エネルギー事業だけでなく、今までゴミとして廃棄されてきたバイオマス資源に目を向けました。人類の大きな課題である環境問題改善の大きな取り組みの1つとして、「資源リサイクル装置」 (亜臨界水反応装置) を核とした新たな再生資源事業の推進と、エネルギーの有効活用を実現するサステナブルな地域循環型社会の実現を目指し、すべてのお客様と社会に貢献して参ります。

亜臨界水反応装置で出来ること
亜臨界水装置

特定外来種処理における環境問題の改善

特定外来種
モウルドの原材料化、高性能肥料・各種有用物の抽出等

有害獣の処理・有効活用

有害獣
分解/減容・アミノ酸等の有用物の抽出

都市ごみ・プラごみの処理問題

ごみ
バイオマス燃料化

有害物質の処理・除去

有害物質
有害物質の排出削減

食品廃棄物の有効活用

食品廃棄物
高機能堆肥化

ったなしの環境問題

~私達が貢献できる未来~

「大量生産・大量消費・大量廃棄社会からの脱却」「資源循環型社会の構築」「地域循環共生圏の推進」が求められている現在、技術革新により「水のチカラ」で地域のバイオマス資源・廃棄物を再資源化することが可能となりました。具体的には圧力容器の中に高温高圧状態の水を封じ込めることで、投入した有機物を高速加水分解し、低分子化する技術を「亜臨界水反応」と呼びます。この技術を用いた「資源リサイクル装置」により完熟高機能堆肥や高付加価値飼料の生産、貴重な有用物の抽出、廃棄物の減容、滅菌/有害物質の無害化、メタン発酵の有用な原料などに再資源化することができます。2050年カーボンニュートラルに向けて水のチカラで未来を変えていきます。

資源リサイクル装置の概要

~亜臨界水反応装置の基礎知識~

グラフ
図1
密閉された容器の中に水(H₂O)を入れ加熱する
矢印
図2
150℃(0.48MPa)を超えた時点で亜臨界水状態になり高いエネルギーを持って飛び回る
矢印
図3
亜臨界水状態の水を有機物の入った圧力容器に入れることで一瞬で加水分解が行われる
図4
活用例

資源循環システム(飼料・堆肥化)

主な原料

食品廃棄物、農業/漁業残渣、家畜糞尿、下水汚泥、木質バイオマスなど
食品廃棄物
矢印
効果
分解が促進され短期間での優良な飼料堆肥化が可能
処理後の有機物

有用物生産システム

主な原料

漁業残渣、駆除有害獣、家畜廃棄物、木質バイオマス
駆除有害獣
矢印
効果
フルボ酸などの希少有機酸、DHA・EPA(不飽和脂肪酸)、アミノ酸溶液の抽出が可能
タンパク質が加水分解されたアミノ酸溶液

有害物質無害化システム

主な原料

医療廃棄物、使用済み紙オムツ、ダイオキシン/重金属含有物質
処理の難しかった医療廃棄物
矢印
効果
汚染物質は高温/高圧で滅菌・無害化。水分含有量の多い紙オムツは減容され処分コストを大幅に削減
炭化/減容した使用済み紙オムツ

バイオエネルギー生産

主な原料

食品廃棄物、漁業残渣、家畜糞尿、農業残渣、下水汚泥、木質バイオマスなど
矢印
効果
高速かつ均一に分解されることで、
メタンガスの発生量が大幅に増加 ⇒ 売電収入のUP(※)
発酵時間の大幅短縮 ⇒ 発酵槽の縮小と運用効率の向上
発酵残渣を大幅に減少 ⇒ 残渣処分費用の削減
※ 2021年3月現在、FIT_39円/kWh、20年間の買取価格と調達期間を設定
地域循環型社会の未来
図5

シナネンファシリティーズでは再生資源における各種ソリューション提案ならびに、資源サイクル装置(亜臨界水反応装置)をはじめとした資源利活用機器のご案内を行っております。詳しくは弊社担当者までお問合せください。